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児童文学作家、イラストレーター北川佳奈の雑記帳

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映画「フィラデルフィア」

2024.10.27 09:09

映画『フィラデルフィア』(1955年/アメリカ)を観た。エイズで会社を解雇された男(トムハンクス)と、エイズ患者を恐れる男(デンゼルワシントン)、このふたりの弁護士が、差別や偏見と闘うヒューマンドラマ。トムハンクスって、こんなに色っぽかったんだなあ。映画の中で時間が経つにつれて、...

次に会ったときは仲良くしましょう

2024.07.22 14:44

 玄関の前に、こわい虫がいた。スズメバチかと思って一瞬おののいたけれど、蜂でないことはすぐにバレるくらいの完成度。トラフカミキリというらしい。はじめて見る虫だった。 カミキリムシにはあまり出会った経験がなかったので、おっかなびっくり近づく。あなた、飛びます? そのカラーリングです...

息がしやすい夏休みの子ども

2024.07.20 13:56

 家の近くに、私蔵の本を借りられる場所を見つけた。 教員を退職されたお父さんと、建築の仕事をしている息子さんが作ったその読書室には、わたしの背よりも高い松の木が一本にょっと伸びている。太陽光の役割をする電灯が上についているらしい。テーブルがいくつかと、椅子がたくさん。ここで本を読...

イモムシのぼうけん3

2024.06.20 08:42

 サナギになってから10日。やわらかな新緑のような黄みどり色だったサナギが、若干乾いた葉っぱような色になってきた。生きているのだろうか? 不安になる。羽化してほしい、そしてそれを見たい。 知り合いの画家さんにイモ活の達人がいて、彼女に羽化についてたずねてみた。すると、午前中の羽化...

イモムシのぼうけん2

2024.06.16 14:50

 ひととおり部屋の中をさがしたけれど、シークヮーサーの植木から脱走したイモムシは見つからなかった。水を求めてうろうろしているかもしれないと思い、台所と洗面所も見た。過去にはキリギリスが板チョコをかじっていたこともあったので、おやつ置き場もチェックする。いない。あきらめて、私は私の...

イモムシのぼうけん1

2024.05.31 15:29

 わたしのポテトちゃん(イモムシ)が脱走した。 ベランダの鉢植えのレモンの木で見守っていたのだけれど、スズメがやってきたり、台風がやってきたりで落ち着かない。いよいよ部屋に鉢を入れることにした。それが三日前のこと。 部屋の中に招き入れるとますます愛着がわいてくるもので、しょっちゅ...

べりーはんぐりーきゃたぴらー!

2024.05.25 23:25

 アゲハチョウのイモムシが、ベランダのレモンの木についてくれた。ほんとうに鳥のフンにそっくりで、内心くすくすしつつ、感心しきっている。いったいどうやって、天敵のフンがそんなふうだと知ったの? はたしてごはんが足りるかしら、と心配になる。レモンは鉢植えで、以前暮らしていたつくばの冷...

人間どうし

2024.05.21 14:00

 4月のおわりに、海のそばに暮らす友だちを訪ねた。 友だちの子ども、3歳を泣かせたのは、39歳のわたし。ハッハッハ! 

見えない

2024.04.27 00:33

利島は貝がらをふせたような、キスチョコのような、とても可愛らしい形をした島なのだけど、あたりまえといえば、まあ、あたりまえなのだけど、利島にいると利島の形は見えないのだなあ。

さくらんぼがひとつ

2024.04.24 07:03

のっかっているだけで、どうしてこんなにうれしいのか。

偏西風ととんぼ帰り

2024.03.26 06:14

 1月のこと。仕事で伊豆七島の利島(としま)に出かけることになった。大型客船でおよそ8時間の旅だ。 浜松町の駅で編集者と待ち合わせ、船のチケットを手に入れると、竹芝ふ頭最寄のコンビニに入った。通常とは違った品ぞろえに、わたしたちは一気に興奮してしまう。たとえば、通路一面にずらりと...

名も知らぬ若きハト

2023.12.04 03:46

 ベランダでゆるゆると生ごみコンポストをしている。ある日シャケの骨やらキウイの皮やらが散乱していた。しっかり土をかぶせていたので、油断してふたをせずにいたら、どうやらカラスにほじくり返されたらしい。きっと埋めるところを見ていたのだ。ふたをして、念のためすぐ目の前の電線にとまってい...

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